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界面活性剤について
2024-11-14
こんにちは ランドリー事業部の前野康男です。
さわやかな秋晴れの日が続いております
さて、今回は界面活性剤についてお伝えしたいと思います。
皆さんの日々の生活の中で聞かれたことがあると思いますが、界面活性剤とは一体何なんでしょうか?
界面活性剤とは、物質の境目(界面)に作用して性質を変化させる物質の総称で、水と油の両方の性質を持ち合わせているのが特徴です。
界面活性剤の構造は、水になじみやすい部分(親水基)と油になじみやすい部分(親油基)の2つの部分からできており、この構造により水と油を混ぜ合わせる役割を果たします。
界面活性剤は、洗剤やシャンプー、医療品、化粧品、食品などの成分として利用されており、繊維の製造工程などでも広く使用されています。
界面活性剤にはさまざまな種類があり、それぞれ性質が異なります。たとえば、ベタイン型は皮膚や眼に対する刺激性が弱く、他の活性剤と組み合わせて洗浄性や起泡性を向上させる補助剤として広く使用されています。
界面活性剤は、場合によっては人体や環境に悪影響を与える可能性があります。手荒れやかぶれなどの原因となるほか、体に浸透することで肝臓に負担を与え、肝臓障害を起こすこともあります。また、川や海に界面活性剤が流れ出すと、生き物の棲めない環境となってしまいます。
また、川や海に界面活性剤が流れ出すと、生き物の棲めない環境となってしまいます。