固定観念
2024-03-03
WonderTreeスタッフへ
食生活も豊かになり、医療が発達し、介護技術も向上して
人生100年長生きの世の中になったが、
人は老いに伴い、経験値は増して良いことだが、
今までの経験値から、その延長線上で予測し、固定観念の域からなかなか脱することが困難になってきているのも事実である。良しも悪きも
以前は褥瘡ができるとドライヤーで乾かしていた時代があったが、
今では考えられないことで、
180度方法が違い、ラップ療法などが取り入れられている。
褥瘡に関して言えば、褥瘡の背景としてのズレや摩擦圧力など外的要因は3つ
それ以外にも身体状況のポジショニングが重要になっており、
私たちは大概、体圧分散のマットレスの導入で事なき得ようとするものだが、
本来はマットレスだけではなく、その表面のシーツにも問題があると、
最近では
褥瘡発生する要因として、マイクロクライメットが注目されている
寝たきりなると布団の中で汗をかき、熱がこもり体温が上昇するとともに、
皮膚がふやけて圧迫に対する耐久性がなくなってくる。
また発汗によりバリア機能も低下する。
そうなると多少の摩擦やズレ等の刺激でも傷つく傾向が目立つ。
そういったことからもシーツ1枚
シワを伸ばす事は基本ではあるが、
ピンと強く貼ってしまうことで、せっかくの体圧分散マットレスの効果が半減してしまう。
このことについてヘルパーや介護従事者、親族の方がどこまで理解しているだろうか。
そういったことを商品の説明とともにアドバイスすることが私たちの使命であり、
常に新しい情報や日々勉強を行うことで固定観念を脱し
バージョンアップしていかなければなりません。
常に環境は進化しているわけで、
人生100年時代をより良い人生を歩んでいただくためにも
私たちの存在価値が重要となってくるわけである
固定観念にとらわれず日々お互い成長していきましょう。