飲み込む力
2023-11-06
こんにちはヒグチです
今回は飲み込む力についてお話しいたします
年齢を重ねると飲み込む力が衰え、
うまく飲み込めなくなる
「嚥下困難」や「嚥下障害」がおきやすくなります
楽しい食事が億劫になり楽しめなくなってきてしまいます
それだけでなく、食べ物がうまく飲み込めずに気管に入れば誤嚥性肺炎になり
命に関わってきます
飲み込む力を鍛える方法は
首と口周りの体操
声を出して筋力アップ
会話をたくさんするなどがあげられます
なぜ飲み込む力が衰えてくるのかそれは下記のようなことがあげられます
⚫まず自分の歯が少なくなる
自分の歯が少ないと、噛み砕く力が弱まり、
食物を飲み込みやすい大きさにすることができなくなります
⚫唾液の分泌が少なくなる
加齢によって、唾液の分泌が少なくなると水分が不足し、
うまく食塊が作れなくなります
そのまま飲み込もうとすると喉のあたりで食物がバラバラになり、
それが気管に入ってしまうことがあります
⚫のど仏を動かす筋力が弱くなる
食べたものを飲み込むもうとする力が
弱いとやはり誤嚥の原因になります
改善策は
声を出して筋力アップです
「パ・タ・カ・ラ」ということばを大きな声で繰り返し発音して、
飲み込む力に関係する器官を動かす訓練です
「パ」と「タ」は唇と舌の筋力を鍛える
「カ」で食道につながる喉の奥を動かします
「ラ」で食べ物をのどに送ります
これを毎日行うことにより筋力は少しずつ鍛えられていきます
あとはとろみ剤などをうまく利用して食事をすることです
とろみ剤の選び方は
溶けやすくダマになりにくいもの
べたつきにくいもの
とろみを再調整(ゆるく・固く)しやすいもの
無味無臭 飲み物の種類や温度に影響が少ないもの
料理自体に影響のないものが最適なとろみ剤といえるでしょう
弊社はとろみ剤も沢山取り扱いがありますので是非お気軽にお尋ね下さい(´`)