介護施設BCPについて
2023-10-18
こんにちはカワクボです
10月に入り記録的な猛暑が陰り秋らしい気候に変化しましたが
体調管理には気を付けていきたいと思います
さて今回はBCP“をテーマとします
BCPとは何?
BCPとは、企業が自然災害や取引先の倒産などの状況においても
重要な業務が継続できるようまとめたもの
日本語では「事業継続計画」といいます
さて介護施設でのBCPは?
介護施設は有事の際にこそ継続が求められる事業です
平時と異なる状況で事業を継続し
また復旧を目指すため業務に優先順位をつけ、
さらにその内容を事前に施設内で周知し共有準備しておくことが重要です
東日本大震災や新型コロナウィルスの対応は
すべてにおいて混乱をきたし
弱者である高齢者、障害者は健常者以上に深刻なダメージと
それに従事されている関係者は苦労の連続だったことを
記憶に新しい災害やパンデミックを経験しました
地震・洪水・火災など予想される災害を想定されていたにもかかわらず
想定以上の被害をもたらす結果となった東日本大震災であり
O-157,ノロウィルス、新型インフルエンザなど
新型の感染症に対応した経験をもとに
厚労省からの対応策を実直にこなされた介護現場でした
介護施設BCPとは
「令和3年度介護報酬改定」において、
介護事業者におけるBCPの策定が義務づけられました
この背景には、上記の経験において
パンデミックや大規模災害が発生する中、
介護施設における災害や感染症やの対応力を強化するねらいがあります
この改定では、3年間の経過措置が設けられ
介護事業者は2024年4月1日までにBCPを策定しなければなりません
介護施設BCPには重要な取り組みには主に4つがあります
- 各担当者を決める
- 連絡先を整理してすぐに参照できるようにしておく
- 必要な物資を整理し準備しておく
- 上記3つを組織で共有して定期的に見直しと訓練を実施する
自然災害と感染症の対策のBCP策定は事業運営に於いて
必要不可欠のものとして義務化されました
通常業務でも大変な現場です
“電源がない、人手がない、トイレが使えない、お風呂が使えない”など、
災害時にはパニック状態です
出来るだけ緻密なマニュアルと訓練が想定内の活動に繋がり
感染に対する知識とスキルをマニュアル共有が感染拡大を防ぎます
弊社では介護施設BCPに対する物資の準備がございます
ご相談とお問合せをお待ちしています