食中毒について
2023-07-20
こんにちはカワクボです
夏本番の時期を迎えていますが
まだまだコロナの感染は収束せず
お客様からの感染情報を聞くと
感染対策は疎かにはできないことを実感します
しかしながら街中では、マスクを外し平穏な日常に戻り
マスコミ情報も少なくなっています
確かに重度化の割合が少なくなり恐怖感は緩和されましたが
高齢者や基礎疾患のある方は依然として要注意です
さて今回は“食中毒”をテーマにします
コロナ以来衛生管理に対する関心は高まっていますが
確かな知識をもって対応することがより効果的と考えます
食中毒とは細菌やウイルスなどの有毒な物質がついた食物を食べることで
腹痛、発熱、吐き気といった症状が出る病気ですが
同じものを食べても、すべての人が食中毒を起こすのではありません
健康な人は、胃酸によって食中毒菌を殺菌したり
腸内にいる乳酸菌などで食中毒菌が繁殖しにくい環境を保っているため
発症の可能性が低くなります
しかし免疫力の弱い子供や高齢者や成人の方でも
寝不足、ストレス、腸内環境の乱れなどにより
免疫力が低下している場合は食中毒を起こしやすくなります
食中毒は、高温多湿の環境となる6月~8月の細菌が増殖しやすい季節と
気温が低く乾燥しやすい11月~3月にはウイルスが長く生存し、
空気中の飛散量も増加するので発症ピークとなります
この他に有毒な物質を含んでいるキノコなどの自然毒や、
寄生虫がついた魚類を摂取することで起きる食中毒など
年間を通じて注意が必要です
食中毒を起こす細菌やウイルスが
食品についているかどうかは見ただけではわからないし
味やにおいもわかりません
食中毒を防ぐための3つの決まりがあります
原因となる細菌やウイルスを「つけない」「増やさない」「やっつける」が
ポイントです
- つけないためには
食品調理の際に手や調理器具や食材など、
洗えるものはしっかり洗うことが食中毒予防の基本です
食品を調理する場合には手袋を付けることもよいことですし
また、手に付着している菌を手洗い後にチェックし
最善を尽くすこともお勧めです
②増やさないためには
細菌やウイルスは時間とともに増えていきます
また、温度、栄養、水分が満たされた環境を好む傾向があります
生物や作った料理は部屋に放置すると
細菌やウイルスが増殖するため
調理後は早めに食べるか食べない場合は、冷蔵庫や冷凍庫で保存して下さい
解凍時は、自然解凍するよりも冷蔵庫内や電子レンジ利用がお勧めです
③やっつけるためには
細菌やウイルスの多くは高い温度に弱く、
食材の中心まで熱が通るように加熱することで死滅します
食中毒予防は衛生管理が第一ですが
普段からの体調管理も重要なポイントですが
バランスの良い食事と睡眠時間の確保と適度な運動を心掛け
ストレスを溜めない生活が大切です
免疫力を維持して菌やウイルスから体を守るためには
規則正しい生活習慣が基本です
弊社では衛生管理商品を数多く揃えています
お問合せをお待ちしています