褥瘡について
2023-03-15
こんにちはヒグチです。
今回は褥瘡についてお話し致します。
身体の一定の場所に一定時間以上、
一定以上の圧力が加わってその部位の血流がなくなった結果、
皮膚が虚血性壊死に陥ったのが褥瘡です。
「時間×圧迫の力」で褥瘡の重症度が決定します。
健康な方で自分で、寝返りや座り直しができる方は、
体位を変えることを無意識にしているので褥瘡にはなりません。
褥瘡を発症しやすい方は 長期間寝たきりの方
糖尿病などの神経障害があって痛みを感じにくい方
高齢で皮膚が薄く弱くなっている方 にみられます。
褥瘡の予防法と治療法 褥瘡は数時間と短い時間で発症しますが、
治療は長い時間がかかる病気です。
なのでなるまえに予防するのが大事になってきます。
⚫体位変換を理想的には2時間以内に行う
⚫クッションなどを効果的に利用する
⚫スキンケアを行う などを実行してください
体位変換クッションは弊社でも数多くとりそろえておりますのでご連絡ください。
クッションは様々な形があり治療を受けられる方に合った形を探すことが出来ます。
・傾斜つき枕 側臥位時に背部に差し込み、背部から臀部にかけて圧が分散するようにする。
・長方形枕 下肢に隙間ができないように足の間や下に置く。
・四角枕 深い側臥位(半腹臥位)に、上半身の除圧、体圧分散のため胸郭の動きを妨げないような位置に置く。
そのほか バナナ型や枕型、スネーク型などがございます。
もし、褥瘡になってしまたら 部位を清潔に保ち保護をし
これ以上悪化しないよう心がけ て痛みを最小限にしてあげましょう。
すこしでも負担を減らし快適にすごしていただけたほうがお互い 心が安定します。
ケアはとても大事です。
傷口は、汗や皮脂に加え、浸出液や細菌、
排泄物などで汚れています。
傷口を水で洗い皮膚の状態を確認し皮膚が弱っている場合は刺激の少ない弱酸性のもの
皮膚が乾燥している場合は保護成分の入った洗浄剤が選び治療をしてください
おむつを使用している場合は
適切なタイミングで交換し、尿取りパッドなども上手に活用し褥瘡を防ぎましょう。
なってしまったら本人の負担がかなり大きくなります。
介護する側はよく観察しなるまえに 予防をしてあげましょう。 (・-)