ぎっくり腰について
2019-01-25
みなさま、こんにちは。
お正月休みの最終日、家族が「ぎっくり腰」になってしまいました。
まだ若いし、運動をしているにも関わらず、です。
病院に行き、レントゲンを撮って、痛み止めの注射を打ってもらい、
なるべく安静にするよう言われたようです。
原因がわからず、本人もかなりショックだったようです。
今回は「ぎっくり腰」について、お話ししたいと思います。
「ぎっくり腰」とは、急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)、
海外では「魔女の一撃」と呼ばれることもあります。
突然腰部に疼痛が走る疾患で、関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状があります。
無理な姿勢で重いものを持ち上げたりすると起きると思われがちですが、
特に睡眠不足で過労の時に起きやすいようです。
そう言えば、私も家族の介護をしていた時期に、
咳をしただけで、「ぎっくり腰」になったことがあります。
介護しているときではなく、キッチンに立っていた時の咳で、ですが。
咳やくしゃみの風速は、時速約300キロメートルと言われています。
新幹線の最高速度とほぼ同じです。
体に負担がかかっているのが頷けますね。
机に手をついたり、腰に手を当てて咳やくしゃみをするだけで
腰への負担を減らすことができるそうです。
今は「ぎっくり腰」に、特に有効な治療薬はないようです。
「ぎっくり腰」が起きてしまったら、数日間は安静にすることが大切です。
無理をしてしまうと慢性化して、繰り返すことがあるようです。
また日ごろから腰回りの筋力が落ちないように適度な運動をして予防に努めることが大切です。
物の収納場所や足元などを見直し、不安定な姿勢を取らない、
重いものを持たなくてよい工夫をしたり、重心を低くしたりする正しい姿勢を取りましょう。
身の回りをもう一度確認して、危険個所をチェックしたいと思います。
(I)