車いすクッション

おはようございます。

兵庫リハビリ㈱の岩中です。

 

今回は、車いすクッションのお話です。

 

先日、展示会でたくさんのクッションを試させていただきました。

形状や硬さや材質もさまざまで、その座り心地に感動する商品もありました。

 

日本では座布団で代用される方がまだまだ多いですが、

クッションひとつで座位保持がとても楽になったり、

褥瘡(床ずれ)防止になったりします。

 

 

材質は大きく分けて次の３つになります。

 

○フォーム

ウレタンやラテックス素材のものです。比較的低価格の物が多く、

入手しやすいですが、劣化しやすいです。

 

○ゲル

ゲル状の半流動体を密封したものです。ひんやり感があったり、熱がこもりやすいですが、

解消するためにフォーム材を組み合わせたタイプもあります。

 

○エアー

充填あるいはいくつかの袋に空気を注入し、ある程度空気を抜くことで接触面を広げ、

圧力の分散をします。空気量の調整が重要で、専門の調整が必要になります。

 

また、車いすクッションにはかなり厚みがあるため、肘かけの高さ、フットレストの高さが

合わなくなる場合がありますので、ご注意ください。
 

一度ご検討になっては、いかがでしょうか？