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漂白剤について

2024-04-14

こんにちは ランドリー事業部の前野康男です。
春が近づく最近ですが、朝晩とお昼間にはまだまだ寒暖の差がありますね。
麻疹の感染も広がりつつあります。みなさま体調を崩されないようにお気を付けください。
さて、今回は皆様に「漂白剤」についてお伝えしたいと思います。
今回は「漂白剤」についてお話しさせていただたく思います。
 
そもそも漂白剤とは?
①漂白剤って何?
漂白剤とは汚れやシミなどの色素を化学反応によって分解させるはたらきがある物質のことをいいます。
簡単にいいますと「色素を取り除いて白くさせるもの」です。 主な用途としては、洗濯などで除去できなかった汚れやシミを落とす際に使用します。
 
②漂白剤の種類?
漂白剤には「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」があります。
その違いは
「塩素系漂白剤」はコロナ禍でよく耳にした次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、漂白力が強く、住居洗剤によく使用されます。繊維の染料まで脱色してしまう危険性があるので、色柄物の繊維製品には使用できません。
「酸素系漂白剤」は汚れに酸素が反応し、分子が切断されて汚れが分解されます。 塩素系漂白剤よりも漂白力が穏やかで繊維を傷めないので色柄物の衣類にも使用できます。
 
③塩素系漂白剤を使うメリット・デメリット
【メリット】
1. 強い漂白力を発揮し、除菌や消臭効果が高いです
2. 白物をキレイにしたいときに向いています
【デメリット】
1. 白物に使用すると化学反応によって、黄色く変色したり、ゴム(ポリウレタン)の伸縮性が損なわれることがあります
2. 強いアルカリ性のため、強い刺激臭が伴い、使用の際には換気の必要があります
 
④酸素系漂白剤を使うメリット・デメリット
【メリット】
1. 洗濯液が弱アルカリになるため漂白、除菌、消臭効果が期待できます。
2. 漂白効果が高いため、色柄物にも効果的です。
【デメリット】
1. 洗濯1回のコストがアップ。
2. 仕上がりはふっくらしますがギシギシ感があります。
3. シルク・ウールや酸化して錆びが心配な金具類がついたもの、草木染め、生成りなど色落しやすい布製品は一緒に洗うことができません。
 
 
以上、漂白剤について簡単にお伝えしました。それぞれの特徴を理解すると洗濯に有効な漂白剤。是非参考にしてくださいね。

 

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