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メイクセラピー

2024-01-11

こんにちはヒグチです。

今回は、メイクセラピーについてお話ししたいと思います。

化粧は、やはり気持ちを高めてくれるもので

何歳になっても少しでもきれいでいたいものですね。

前向きな気持ちになり、

ご高齢者の心身を元気にする効果も望めます。

今は介護現場でも注目されている「化粧療法」をお伝え致します。

メイクセラピーとは、化粧によって

生活を、より豊かなものにすることを目指す療法です。

介護福祉の分野では、

生活の質の向上、

認知症予防などを目的とされています。

女性にとっては身近なものである化粧ですが、高齢になるにつれ

手が動かしにくいとか、目が見えにくいとかで、化粧をする回数が減ってしまい

人との交流がますます減っていってしまうこともあります。

やはり化粧をするのとしないのでは、気持ちの持ちようが全然変わってきます。

化粧をしなければ、早く家に帰って一人になりたいと思います。

化粧をすると、表情も気持ちも自然と明るくなり、積極的に外へ出てみたくなります。

外に出ると、新しい発見や、人に出会い 健康寿命をのばしたり認知症を防いだりする効果がでてきます。

また、化粧療法は女性だけでなく、男性の心身にも良い影響を与えることができます。

スキンケアなど顔のストレッチは、男女関係なく気持ちがいいものです。

メイクをすると唾液分泌量が上がり、

嚥下機能が向上するという結果もでているそうです。

特に高齢者の場合、会話量が減り、口周りの筋肉が衰えてしまうこともあるので

口周りを触ることで筋肉がほぐれて口腔ケアにもつながるみたいです。

お話しをすると唾液の分泌も増えるので口腔内のケアにも繋がります。

ある調査によると、高齢者が化粧サービスを受けることで

「健康度自己評価」「抑うつ傾向」の改善が確認され

健康寿命が、のびているという結果もでています。

また、化粧サービス介入の前後で介護費用の期待値が

1 人あたり月額で約 1,185 円削減効果があるとされているようです。

つまり、ご高齢者の女性が化粧を行うことは「健康感」が高まり

「健康増進」や「介護費用の抑制」に効果が高いと言えるのです。

ご高齢者にとって素晴らしい効果がある「化粧」を

介護の現場でも実践し

少しでも、笑顔がふえる社会にしていきたいですね。。

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