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歩行器について

2023-05-03

みなさま、こんにちは。

 

今回は、歩行器についてお話したいと思います。

 

 

 

 

歩行器とは、自立歩行が難しい人や

リハビリ用に使用する補助器具です。

 

持ち上げ型歩行器(固定式歩行器/ピックアップ型)

手で持ち上げて前へ進むタイプの歩行器です。

 

両手で歩行器を持ち上げて前に進め、体重をかけてから

痛みのある側の足(患側)、次に痛みがない側の足(健側)の順に

踏み出して歩きます。患側にかかる体重は半分に軽減されます。

ただし、歩行器を持ち上げる動作が必要なため、

腕がうまく上がらない方や腕力のない方には不向きです。

 

交互型歩行器 

持ち上げず、左右のフレームを交互に動かして一歩ずつ歩くタイプの歩行器です。

 

左右のフレームを交互に動かせるのが特徴。

右フレームを動かしたら左足を前に出し、

次に左フレームを動かして、右足を前に出す形で交互に進みます。

常に片足が付いているので、安定感はありますが、

バランス感覚の低い方は使用が難しいかもしれません。

 

キャスター付き歩行器 

前輪歩行器 4脚のうち前の2脚にキャスターが付き、

持ち上げ型よりも軽く動かせる歩行器です。

 

後ろの2脚を持ち上げ、前のキャスターを進めます。

グリップに体重をかけるとストッパーが働き、固定される仕組みです。

 

 

四輪歩行器 

4脚ともキャスターが付いた歩行器です。

小さな力で動かしやすいですが、前に出しすぎて

バランスを崩さないようにする必要があります。

 

 

そのほか、歩行車として

サークル型歩行車(アーム付き四輪歩行車)前腕支持タイプ 

ハンドルが胸の高さまであり、肘を置いて使用する歩行器です。

 

首に痛みのあるかたや、握力が弱い方使いやすい歩行器です。

入院中などで体力の低下した方の歩行訓練に使われることもあります。

 

四輪歩行車 

四輪とブレーキが付いており、幅も広く

体重をかけて使うことができる歩行車です。

また腰掛けることができるタイプのものもあります。

 

 

シルバーカーとして、

ハンドルがまっすぐで、歩行器がなくても歩ける方が

荷物を収納したり、時々腰掛けるためのものです。

体重をかける構造にはなっておりません。

また長く使うと背中が曲がりやすくなります。

 

 

ほとんどの歩行器には高さ調節機能がついていますので、

身長に合わせていただくことが必要です。

持ち手をつかむタイプの歩行器は肘を30度に曲げた状態で

持ち手を握ることができる高さに、

腕で支えるタイプの歩行器は、まっすぐに立った状態で

肘を90度に曲げ、アームレストに腕が乗る高さが最適といわれています。

また歩行器には、室内用と外出用があります。

外出用の場合は、靴底の厚みも考慮してくださいね。

 

歩行器によってご使用者の方がご自分のペースで

行動範囲を広げるお手伝いができればと思っております。

 

歩行器は販売だけでなく、レンタルも取り扱っております。

お問い合わせはお気軽に兵庫リハビリまで。

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