スライディングボードの使い方
2022-04-19
こんにちは、カワクボです
日に日に春を感じるようになり
また、コロナ感染の第6波が終息に向かっていますが
蔓延防止措置が解除になり一層気分も高揚する感じがします
4月は人事異動のシーズンでもあり
“お世話になったお得意様のご担当者とのお別れ”
“新任のご担当者様へのご挨拶“とリセットされる時期でもあります
さて今回はスライディングボードについて
紹介したいと思います
現場では、移乗方法として介護者を抱えることにより
介助者は腰痛を発症するリスクがあり
現在の介護技術の方向性として
福祉用具を利用しリスク軽減を重要とされています
日々行われるベッドから車いすへの移動で用いられる
スライディングボードは最適な福祉用具であります
一般に移乗方法としては
*立位が取れる方への立位移乗
*座位保持、前傾姿勢の取れる方への座位移乗
*リフト機器を用いたリフト移乗
がありますが
スライディングボードを用いた介護としては座位移乗が可能な方への対応となります
使用環境としては
ベッドは、昇降機能についた電動ベッドが適正で
車いすは、アームが跳ね上げや上下するもの
フットレストが外れるタイプが適正となりますので注意が必要です
使用方法としてベッドから車いすへの移乗する場合
- ベッドの高さを車いすの座高に合わせる
- 本人様に端座位姿勢になっていただく
- 移乗する車いすと片方のお尻にボードを敷く
注意1 車いすをできるだけ近づける
注意2 駐車ブレーキがかかっていることを確認
注意3 車いす座面に10㎝以上ボードがかかっていることを確認
- ゆっくりとボードの上を滑らせる座位を整える
正しい使用方法で活用することが双方のメリットになります
スライディングボードの種類は
利用者様の身体状況や使用環境によって
幾つかの種類があるメーカーさんもありますが
価格的には定価1万円台から3万円台のものが主流になっています
弊社では
ノーリフトケアの取り組みとして
活用に興味のあるお客様は、是非お問合せお待ちしております
では、次回まで