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高齢者施設の種類について

2022-03-31

「グループホーム」とは、要支援2以上、原則65歳以上の認知症高齢者で、

施設がある自治体に住民票を持つ方が入居できる施設です。

5~9人を1ユニットとし、専門スタッフから介護サービス、機能訓練等を受けながら、

料理や掃除などの家事を分担し共同生活を送ります。家庭的な環境で自立支援と精神的安定を図り、

症状の進行を遅らせることを目指しています。

みなさま、こんにちは。

 

今回は、高齢者施向けの住宅や施設の種類についてお話したいと思います。

 

要介護者向けの施設としては、

 公的施設  特別養護老人ホーム、介護老人保健施設

 民間施設  介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム

 

自立した高齢者向けの施設としては、

 公的施設  ケアハウス(経費老人ホーム)

 民間施設  サービス付き高齢者向け住宅、シニア向け分譲マンション

 

などがあります。それぞれの施設の特徴や入居条件などは次のようになります。

 

「特別養護老人ホーム」(略称:特養)とは、介護を受けながら長く生活をする施設です。

生活を支える介護が中心となり、食事や入浴、排せつなど日常生活の介護や機能訓練・健康管理、

そして療養上必要なケアなどが受けられます。原則、要介護度3以上の方が対象です。

居室面積 10.65㎡以上。入居の順番は申し込み順ではなく、介護度以外に家族状況なども

考慮して必要度が点数化され、緊急度の高い方が優先されます。待機者は非常に多く、

地域によっては入居まで数ヶ月~数年かかると言われています。

従来の特養は一部屋4名などの多床室でしたが、プライバシーの問題から、

スウェーデンの方式を取り入れたユニット型特養が推進されています。

10名程度を「ユニット」とする少人数のグループに分けて介護サービスを提供する施設で、

各ユニットには、専任の介護スタッフが配置されています。

また、個室の中心には、共有のリビングスペースが設けられており、

交流の場も確保されています。 要介護1以上の方を対象としています。

  しかし、個室のため、従来の特養に比べて、利用料金が高めとなります。

 

「介護老人保健施設」(略称:老健)とは、病院から退院した後、すぐに自宅で生活することが難しい方が、

在宅復帰を目指すために入居する施設です。要介護1以上の方が対象となります。

3ヶ月~6ヶ月程度の一定期間で退去することが前提の施設で、 居室、浴室、トイレ、食堂など

生活に必要な設備が中心で、リハビリに重点を置かれた設備が充実しています。

特養と比べて入居しやすくなっています。居室面積 8㎡以上となります。

 

「介護付き有料老人ホーム」とは、24時間介護スタッフが常駐しています。

介護度別の定額を払うことで、日常生活に関わる介護サービスを受けながら生活できます。

 要介護1~5の認定を受けた要介護者のみが入居できる「介護専用型」と

自立・要支援と要介護の方を対象にした「混合型」があります。

要介護度5までを受け入れ、看取りまで対応する所もあり終の住処にもなります。

 

「住宅型有料老人ホーム」とは、自立・要支援・要介護の方が入居でき、

食事サービス、清掃・洗濯などの生活支援サービス、医療機関提携・緊急時対応などの健康管理サービス、

レクリエーション・イベント等のアクティビティなど、必要な分だけの介護サービスを受けることができる施設です。

介護が必要になった場合は、訪問介護や通所介護などの在宅サービス事業所とサービスごとに入居者個人が契約をして

介護サービスを受けます。自立から入居し、要介護になっても住み替えたくない方、

ご夫婦で片方は要介護、片方は自立されているお二人で入居したい場合などに、利用できます。

 

軽費老人ホーム(ケアハウス)とは、主に自立した生活に不安があり身寄りのない高齢者が、

自治体の助成により低価格で入居できる施設です。食事を提供する「A型」、食事を提供しない「B型」、

「ケアハウス」の3種類があります。

ケアハウスは60歳以上(夫婦はどちらか一方)、自宅での自立した生活に不安があり、身寄りがないなど

家族の援助を受けられない方を対象にした施設です。

軽費老人ホームA・B型とは違い、所得制限がなく、かわりに入居金や家賃を徴収しますが、

自治体からの助成を受けて運営しているので比較的低料金で入居することができます。

 

「サービス付き高齢者向け住宅」とは、60歳以上の自立あるいは介護度が軽い方が、

バリアフリーの建物で、見守りと生活相談サービスを受けながら暮らすことができる賃貸住宅です。

介護度が重い方、認知症が進行した方は受け入れられない場合があります。

 

「シニア向け分譲マンション」とは、高齢者が暮らしやすいように設計され、

生活支援や見守りなどを受けながら暮らせる分譲マンションです。家事援助サービスや、

温泉やプール、フィットネスなどの共有施設が付帯されていることがあります。

介護が必要になった場合は在宅サービスを利用します。

 

その他に、「グループホーム」があります。要支援2以上、原則65歳以上の認知症高齢者で、

施設がある自治体に住民票を持つ方が入居できる施設です。

5~9人を1ユニットとし、専門スタッフから介護サービス、機能訓練等を受けながら、

料理や掃除などの家事を分担し共同生活を送ります。家庭的な環境で自立支援と精神的安定を図り、

症状の進行を遅らせることを目指しています。

 

兵庫リハビリでは、それぞれの施設様のニーズに合わせた商品、サービスを提供しています。

お気軽にお問い合わせ、お待ちしております。

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