冬の乾燥について
2021-12-25
みなさま、こんにちは。
今回は冬の乾燥についてお話したいと思います。
肌の表面の皮脂が減少することによって、
皮膚の水分が不足して乾燥が進んだ状態を
「乾皮症(かんぴしょう)」
その中でも加齢に伴って起こるものを「
皮膚は一番表面に角層という層があります。
角層には、
しかし、
その結果、肌の水分を保てなくなり、乾燥してカサつき、
初期の段階では、
ひび割れの様になり、
防御機能の低下により、外部からの刺激に弱くなり、
肌をかきむしって悪化した状態を「皮脂欠乏性湿疹」と言い、
すね、太もも、腰に症状が出ることが多く、
かゆみで睡眠がとれなくなるケースもありますので、
乾皮症にならないようにするためには、
保湿には、
①ワセリン
油分を固めたような保湿剤で、皮膚をコーティングして、
②ヘパリン類似物質含有製剤
体内にある「ヘパリン」に似た成分の入った保湿剤で、
③尿素製剤
尿素を含む保湿剤で、水分を保持する保湿作用と合わせて、
④セラミド
角質細胞の隙間を埋めている「角質細胞間脂質」
肌の水分の蒸発を防ぎ、
日常生活で気を付けなければいけないことは、
①室内の乾燥
寒い時期は空気が乾燥しているうえに暖房器具でより湿度が低くな
加湿器などで、室内を50~60%に保つようにします。
②熱すぎるお湯での洗顔、手洗い、お風呂をしない
お湯の温度が高かったり、長湯をしたりすると、
乾燥が進みます。
ヒアルロン酸、セラミド、
入浴剤を入れるのも、
お風呂では、ナイロンタオルなどで、ゴシゴシ洗ったり、
お風呂上りの、
効果
③化繊やウールなどのチクチクした衣類
静電気の起きやすい素材や、チクチクした素材の服は、
④電気毛布、電気カーペット
長時間、電気毛布や電気カーペットを使用すると、
肌の乾燥が進んでしまいます。特にかかとなどの乾燥が進みます。
乾皮症予防のための商品も取り扱いしております。お気軽にお問合せください。
ビタミンAを多く含む卵や乳製品、レバーなどは、
また、
バランスのとれた食事に、それらの食品も積極的に取り入れ、
冬の乾燥から身体の内側からも対策して、お過ごしくださいね。
(I)