て・きれいき(手指消毒器)修理について
2021-12-05
こんにちは、渡嘉敷です。
最近、冷え込みも厳しくなって、
朝、起きるのが辛い日々になってきましたね。
皆さまはいかがでしょうか?
暖かい布団から、すぐに出てこれますか?
私はなかなか出れない方で、いつも暖かい布団と格闘の日々です。
それでは今回は私の本職でもある、リハテクノととしての修理の
一つを紹介していきます。
「て・きれいき」という機器の修理です。
この「て・きれいき」またの名を(手指消毒器)とも言います。
皆さまは今のこのコロナの真っ只中、似た機械をご存知だと思います。
今回ご依頼いただきました「て・きれいき」は、このような機器です。
簡単に説明すると、手の平を上にして入れると、センサーが反応し、
消毒液が霧状になり、噴出いたします。
今回のご依頼内容は、手を入れても消毒液が霧状にならず、
ボタボタと液体状で落ちてくるので、修理して欲しいというものでした。
まず、上のカバーを外し、中の構造を確認し
メーカーとのタイアップで、故障原因を確実のものとします。
今回は部品交換をしないと、直らないものだったので、
部品を特定し、修理いたしました。
詳しくお話ししますと、下の消毒液を上についているポンプで吸い上げ、
ここまでは異常が無いことが確認できました。
次に液体の状態で上まできた消毒液を噴霧状にする
「霧化ユニット」が経年劣化により詰まっており、
メーカー曰く、部品交換でしか対応できないということがわかりました。
さっそく部品を取り寄せ、交換し、修復致しました。
修復後、何度も試運転をして動作を確認し、お客様に無事納品いたしました。
私もいろんなところで
精密機器を経験してきたので自信もありましたが、やはり間違い
があってはならないので、必ずメーカーとのタイアップで確認し、
確実に直していきます。
これらの経験の積み重ねが私の力になり、オールラウンダーとして、
何でも修復可能な技術者になっていきたいと思っております。
何かお困りの修理品があれば、一度、ご相談ください。
必ず、お力になりますのでよろしく、お願いいたします。