ホーム  >  新着情報  >  自動ブレーキ付き車いす

新着情報

スタッフブログ

自動ブレーキ付き車いす

2021-08-28

こんにちは。田中です。

まだまだ残暑厳しく寝苦しい夜もありますが、いかがお過ごしですか。

クーラーの温度調節や掛け布団を上手く使って、寝冷えなどしないようにしていきましょう。

さて、今回は「自動ブレーキ付き車いす」についてです。

車いすにおける「自動ブレーキ」とは、車いすから立ち上がる際の、「ブレーキのかけ忘れ」による転倒事故を防止する仕組みです。

まず、車いすには、立ち上がる際に行なわなければならない重要な操作が2つあります。

①止まっているときに、ブレーキレバーを引いて、車いすを固定する

②フットサポートを跳ね上げて足をおろしてから立つ

ほとんどの場合、立ち上がりの際の転倒事故はこの2つの操作を忘れたことによって起きます。

さて、この「ブレーキのかけ忘れ」、誰が「忘れる」のでしょうか。

  • 被介護者が自分の意思で立ち上がろうとする際に、中腰の段階で、ブレーキをかけ忘れた車いすが後ろに下がってしまい転倒。
  • 介護者が車いすからベッドへ移乗の際にブレーキをかけ忘れ、移乗の初動段階で車いすが動いてしまい、体を支えきれずに転倒させる。

などです。

こういった、万が一のブレーキのかけ忘れに対して、車いす自体が利用者の立ち上がりを感知してブレーキを自動でかける仕組みを搭載した車いすが「自動ブレーキ付き車いす」です。

松永製作所の「たちどまり君」、ミキの「とまってぃ」、日進医療器の「G-Guard」、フランスベッドの「転ばなイス」、ピジョンタヒラの「ロックアシスタ」など、車いすメーカー各社が独自開発しており、ユニークなネーミングもさることながら、肝心なブレーキ機構もそれぞれ構造が違うところが面白いところです。

 

(例)

車いすからの立ち上がりが心配な方への導入で転倒事故を防止し、より安心・安全な介護の一助となります。

各製品ごとの特長などについて詳しくご案内いたします。

お気軽に兵庫リハビリの営業担当までお問い合わせください。

一覧へ戻る