乾燥機2
2021-07-06
こんにちは、メカニックの渡嘉敷です。
少しはコロナも収縮に向かって、進んでいるのでしょうか?
前ほどの新規感染者も増えていないのがその傾向なのでしょうか?
けれど、皆さん、ここで気を緩めないで最後の最後まで頑張って
いきましょう。
明けない夜はないので明るい未来に向けて、ラストスパートです。
さて、前回に引き続き、今回も乾燥機についてです。
乾燥機は代表的なものでガス式乾燥機がありますね。
乾燥機といえば、熱風で衣類等を乾かす、簡単にいえば、そういう
ことですね。
ここで大事なのは温められた空気がドラム内に流れ込み、外に
流れ出ていくということです。
という事は衣類等の量によっても、この流れは変わってきます。
入れすぎると、ドラム内の空気の逃げ場所がなくなり、温められ
た空気も衣類全てに行き渡らず、乾きも悪くなってしまいます。
乾燥機はドラム内に入っていく温度、そして出て行く温度を
常に感知しています。
それは温度が上がり過ぎないように、熱した空気がある一定の温度に
なると熱するのをやめ、出て行く温度がある一定の温度になると
熱し始める、これの繰り返し作業です。
衣類等を入れすぎたりすると、いつまでもドラム内に入っていく温度が
上がらず、いつまでも熱し続けて、安全装置が働いて、動かなくなる
等の故障の原因にもなります。
逆に少量ですと、表面積が大きくなり、短時間で乾きますので
通常の時間で設定しますと、過乾燥となり
衣類を痛めるだけでなく、不経済ですのでご注意を!
乾燥機の能力を最大限にいかす為に20キロなら20キロ、30キロなら
30キロと能力表示があるので、最大限に入れてやるのがベストです。
目安がドラム内の1/3程度になります。
この量なら衣類等も綺麗にばらけ、水分も飛ばしやく、空気の流れも
よく、コストに見合った適量で乾燥機を最大限に活かせるはずです。
長々と語ってしまいましたが乾燥機も機械なので定期的な点検、そし
て、使う側の正しい使い方で故障のない乾燥ができますが
100%というのは難しく、トラブルはつきものです。
何かお気づきの点がある際はいつでもご連絡ください。
皆さまの安全な作業をお守りするのが私の仕事です。
よろしく、お願いいたします。
それではまた、お会いしましょう。