ホーム  >  新着情報  >  介護ベッドについて

新着情報

スタッフブログ

介護ベッドについて

2021-05-31

田中です。
今回ご案内するのは「介護ベッド」についてです。
介護ベッドの機能は大きく分けて3つです。
 
①背上げ機能
ご利用者様の起き上がり動作などを補助します。
自力で起き上がれない方などに活用する事で、自身や介助者への負担を大幅に軽減することができます。
また食卓まで移動が困難な方などは背上げ機能を使ってベッド上で食事を取るケースも多いです。
 
②脚上げ機能
膝から下を挙上することが出来ます。
心不全、腎不全などにより体内の水分を上手く排出することが出来ずに下肢に溜まることがあります。俗に言う「むくみ」という現象ですね!
心臓から遠く重力の影響やポンプ機能が行き届いていないなどからむくみに繋がることがあるので、膝上げ機能を使って下肢に貯留した水分を戻す事などが期待できます。
 
③高さ調節機能
布団などで寝ているご高齢の方はまだまだ多いです。
座位を取ってみると分かりやすいですが膝よりもお尻の位置が低いと様々な部位の筋肉や関節に負担がかかってしまいます。この機能を使えば自分に適した高さへボタン一つで調節ができます。
また介助やオムツ交換などが必要な場合は地面から40cmほどの高さだと介助者への負担が大きく腰痛の原因に発展します。
約60cmまで上げることができるので介助者も力の入りやすい位置で動作を行うことが出来ます!
上記の機能が特殊寝台の主な機能となります。
 
そしてメーカー毎にも様々な特色があるのでご紹介致します。
パラマウントベッド「ラクリアモーション」
パラマウントベッドの一部機種に搭載されている機能「ラクリアモーション」ですが、
上の画像のように背上げした後にベッド本体が傾きます。
通常のギャッジアップであると仙骨部分に負荷がかかり床ずれの発生リスクが高いのですが、この機能ではさらに状態を起こすことができるので負荷軽減することもできます。
健常者の「椅子に座る」という姿勢に近づける事ができるので食事の際にも誤嚥のリスク軽減も期待できます。
お問い合わせは兵庫リハビリの営業担当まで。

一覧へ戻る