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紙おむつについて

2021-04-23

みなさま、こんにちは。

今回は紙おむつについてお話したいと思います。

紙おむつはテープ止めタイプとパンツタイプの2種類があります。
テープ止めタイプは、ベッドで過ごす時間が多い方、
パンツタイプは、歩行の出来る方になります。
 
 
その紙おむつと一緒に利用するのが尿とりパッドです。
パッド交換により、外側のおむつを換えることなく汚れたパッドのみを交換できるので
介護する方、される方、それぞれの身体的負担や時間を減らすことができ、
またコストを抑えることができます。
 
 
パッドは、1回の尿量を平均の150㎖に設定され、〇回分などと表記されています。
状況にあった吸水量をお選びください。 
男女兼用のパッドは、男性は吸水面の広い方が前、女性には後ろに当てます。
紙おむつのギャザーの内側におさまるようにセットします。
日中はこまめに交換し、夜は睡眠を妨げないように、一晩分の尿を吸収できるパッドを使います。
尿量は個人差がありますが、10回分のパッドもあります。
眠りの浅い高齢者などは、夜におむつ交換があると寝不足になり、昼夜逆転になりかねません。
 
軟便・下痢便対応のもの、匂い付きのもの、陰部洗浄時の敷き込み用の大判のパッドなど、
各メーカーから、様々な種類のパッドが販売されています。
紙おむつの形状と合わせてパッドも用意されているので、同一メーカーでお選びいただくことをお勧めします。
パッケージの色などで表示されていることが多いです。
 
また、お気を付けいただきたいのは、パッドの重ね付けです。
通常のパッドは外側に防水シートがあり、重ね付けしても吸水量は増えません。
むしろ、ゴワゴワして厚みが生じ、紙おむつに隙間が生じやすくなり、モレやすくなります。
そのような場合、通常のパッドに両面タイプのパッドの併用はいかがでしょうか?
両面パッドには防水シートが入っていないので、肌触りが柔らかく、
どちらの面も吸収しますので、補助的に吸水量を増やしたい部分に
丸めたり、ジャバラに折ったものを当てて使えます。
 
パンツタイプの紙おむつには、スポーツタイプや下着感覚の薄いもの、
ベージュ色でアウターにひびきにくいものなどがあります。
排泄ケアは加齢などにより、特別なことではないととらえられる様になってきています。
お身体にあった紙おむつやパッドで、ストレスなくお過ごしいただけたらと思います。
(I)
 

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