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血圧計について

2021-02-22

みなさま、こんにちは。

 

今日は血圧計についてお話したいと思います。

 

血圧計は、腕を通っている動脈を通過する血流を計測する器具です。

 

血圧計は18世紀のイギリスで開発がすすめられ、19世紀末のイタリアで、カフを巻き、

空気をゴム球で送り、水銀圧力計で計測する現在の血圧計の原型ができたといわれています。

 

*カフ(腕帯、マンシェット)とは血圧測定時に血管を圧迫して血流を調整するために、

上腕に巻いて空気を送り込んで膨らませるための細長い袋状の布のことです。

 

測定方法には下記のものがあります。

 

〇オシロメトリック法

カフを加圧した後、減圧していく段階で、心臓の拍動に同調した血管壁の振動を

反映したカフ圧の変動(圧脈波)をチェックすることによって血圧値を決定するもの。

一般的には、圧脈波が急激に大きくなったときのカフ圧を「最高血圧」、

急激に小さくなったときのカフ圧を「最低血圧」という。家庭用の電子血圧計こちらのもの。

 

〇リバロッチ・コロトコフ法

カフを減圧し、血液が心臓の拍動に合わせて断続的に流れ始めたときに発生する血管音を

コロトコフ音といい、コロトコフ音発生開始時のカフ圧を「最高血圧」、コロトコフ音が

消えたときのカフ圧を「最低血圧」という。

病院で測定をするときに、聴診器で聞いているのはこの音。

 

また血圧計は、水銀血圧計、アネロイド血圧計、自動電子血圧計の3種類に大別されます。

 

水銀血圧計は、病院でよく見かける血圧計です。

アネロイド血圧計は、丸い文字盤と針で示す方式の血圧計です。

アネロイドとは、ギリシャ語で「液体を使わない」という意味で、水銀を使用しないため安全で、

水銀血圧計と変わらない測定精度ながら、軽量化や耐衝撃性に優れています。

これらの血圧計は、定期的な点検が必要不可欠で、聴診器も必要なため、医療機関などで用いられています。

 

自動電子血圧計には、下記のものがあります。

 〇上腕式(カフ式)   専用のカフを上腕部に巻き付けるタイプ。一般的な家庭用の血圧計です。

 

 〇上腕式(アームイン式)  腕を通すだけで計測できるタイプ。病院や健康センターなどでよく見かけます。

             カフ式より高価格で本体サイズも大きく、設置場所を要しますが、

             いったん場所が決まれば、いつでも気軽に計測できます。

 

 〇手首式     手首に巻き付けて計測するタイプ。小型で、自宅だけでなく持ち運べるのがメリットです。

          カフ式やアームイン式より手頃な価格も魅力です。

 

その他、付加機能として、対象の数値の平均値を表示するものや、メモリー機能のあるもの、

Bluetoothを経由してスマートフォンにデータを転送できたりするものもあります。

 

血圧の数値は影響を受けやすいため、測定前5~10分は安静にすること、

左右で異なる場合があるため毎回決まった腕で測ることや、決まった時間帯で測ることで、

毎日の変化を知ることができます。医療機関では、緊張して正しい数値が出ないこともあります。

日頃の家庭での血圧測定が必要なのはこのためです。正しい血圧の数値を確認することによって、

みなさまの健康管理にお役に立てば幸いです。

(I)

 

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