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手洗いについて

2019-05-19

みなさま、こんにちは。

 

今回は食中毒予防のための手洗いについてのお話です。

 

食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です。

細菌は食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。一方、ウイルスは細菌のように食べ物の中では増殖しませんが、食べ物を通じて体内に入ると、人の腸管内で増殖し、食中毒を引き起こします。

 

細菌が原因となる食中毒はこれからの季節(6月~8月)に多く発生しています。その原因となる細菌の代表的なものは、腸管出血性大腸菌(O157O111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などです。食中毒を引き起こす細菌は室温で活発に増殖し始め、体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。また、細菌は湿気を好むものが多く、これからの梅雨時期は、細菌による食中毒が増える時期となります。

 

その予防法としては、

①石鹸での手洗い

②拭き取り

③消毒

 

3ステップです。

 

手の洗うタイミングとしては、トイレの後、調理にかかる前、食材が変わる時、工程が変わる時などです。こまめに洗うのはいいのですが。手荒れを起こしてしまっては、また手に菌が付着しやすくなります。

 

拭き取りは完全に水分がなくなるまで、ペーバタオルで拭き取ります。水分が残っていれば、次の消毒の効果が無くなってしまいます。

 

消毒には、エタノールを主成分とした速乾性アルコール手指消毒剤があり、スプレータイプやジェルタイプかまあります。手指消毒の際には、手全体を十分に濡らすことができる量を取り、少なくとも15秒は液が残っている状態で手をすり合わせることが大切です。1015秒間すり合わせた後、手が乾いた感じであれば塗布量が不十分とされています。いつもの消毒に使う量が十分かどうか、一度チェックしてみてください。

 

正しい手洗いで。細菌を持ち込まない、食品に付着させないようにしましょう。

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