介護ベッドのメンテナンス
2017-02-20
こんにちは、カワクボです。
年度末も近づき施設様の中では
今年度中の予算執行に備品購入の依頼が増え
施設介護業界では繁忙期の時期と迎えております。
この時期、仕入れ先であるメーカーさんに於いては
商品欠品が多く、非常に気を使います。
それでも最近では、大半の施設様では備品購入するよりも
現在使用している用具・機器を
長持ちするために修理メンテナンスを行われますが、
壊れた備品は修理依頼をして復元に努められます。
最近良く依頼を受ける修理依頼の中で
介護ベッド修理があります。
福祉介護施設で使用されているベッドの特徴として
4輪キャスター、電動または手動タイプが使用されていますが
その中での不具合内容は
キャスターの劣化による動作不良と
電動ベッドの手元スイッチ(リモコン)の不具合が非常に多いです。
キャスターの不具合ですが
まず、お客様にご理解頂くことは
キャスターは消耗品ということです。
介護福祉施設ではご利用者様の状況のより
居室移動が行われます。
当然、長年ご使用頂くことで消耗もしますし
居室環境に於いて不具合を発生させることもあります。
1台のベッドには4個のキャスターついておりますが
ご提案としては
例え1個の不具合でも4個の交換をお勧めします。
又、交換に伴う付属部品(ボルトetc)も
同時交換をお勧めいたします。
次に手元スイッチ(リモコン)の不具合ですが
不具合原因の大半は
機器内の断線による不具合です。
要因として
ベッド移動時などの挟み込みや
無理な引っ張りなどがあります。
ベッドの手元スイッチの接続箇所は
ベッドのメーカーや種類によって異なりますが
左右、前後と数か所あります。
ベッドの機能をご理解頂くことで
不具合防止に繋がります。
又、手元スイッチの不具合と交換依頼を頂いても
モーターやコントロールボックス等の故障もありますので
必ず専門業者や相談頂いた方がよいと思います。
兵庫リハビリでは
専門のスタッフによる介護機器の
メンテナスについてご相談を受け付けております。
お問い合わせをお待ちして下ります。