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嚥下(えんげ)について
2018-12-30
みなさま、こんにちは。
今回は嚥下(えんげ)についてお話したいと思います。
歳を重ねると、飲み込む力が弱くなります。
少し先輩のママさんに話を聞いたときに
「ごっくんするのがしんどいのよねー、よくむせるし」と
言われたことがあります。
特に病気をされている方ではないのですが、
若い時と違って飲み込むタイミングがずれるそうです。
お寿司屋さんでイカや巻き寿司の海苔が噛み切れず、
そのまま丸呑みしてしまって、慌てたことがあります。
これは嚥下障害ではありませんが、
咀嚼(そしゃく)の不足や歯の問題があったりします。
噛むことは大切ですが、咀嚼能力の落ちた方には、
その方に合った食べ物の大きさであったり硬さに調理することが必要です。
〇パサパサしているもの(ゆで卵、イモ類、パンなど)
マヨネーズで和えたり、煮物にして水分を含ませる
〇バラバラしているもの(ひき肉、刻んだ食物など)
纏めてハンバーグにしたり、とろみをつけてあんかけする
〇粘りの強いもの(お餅、だんごなど)なるべく避ける
そうしないと食べることが億劫になったりして、食事の楽しみがそがれてしまいます。
また、誤嚥(誤嚥)と言って、食べ物や唾液などが気管に入って肺炎を引き起こすこともあります。
椅子には正しく腰かけて、少し前に傾いた飲み込むのに楽な姿勢をとり、
ゆったりとした食事をお楽しみください。
(I)