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冬の乾燥について
2018-11-27
みなさま、こんにちは
これからの寒くなる時期において、空気の乾燥が気になりますね。
今日はそんな冬の乾燥についてお話ししたいと思います。
湿度が40%未満になると、風邪やインフルエンザの
ウイルスが空気中を漂いやすくなります。
鼻や喉の粘膜も乾燥し、感染力を増します。
加湿器を使ったり、洗濯物を室内干しにしたりして、
対策されていると思います。
高齢者は重症化しやすいので特に注意が必要です。
また、またこれからは乾燥による皮膚トラブルも増えます。
加齢とともに皮脂分泌が少なくなり、皮膚の防御機能が低下します。
「老人性乾皮症(かんぴしょう)」や「皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)」などです。
痒みを伴いますので、体力を奪う要因にもなります。
熱すぎるお風呂に入らない、強い洗浄力の石鹸を使わない、
保湿剤を使用するなどで予防することがが大切です。
そのほかに、ご注意いただきたいのは、「かくれ脱水」です。
脱水症状と言うと夏の暑い時期だけと思いがちですが、
実は冬場にも起こす危険性があります。
人の体の約50%~60%は水分でできています。
そしてこの水分は夏、冬関係なく排尿や皮膚から出ていくため、
1日に約2リットル~2.5リットルの水分が失われていると言われています。
また空気の乾燥により皮膚や呼気などから失われる水分もあります。
夏であれば熱中症対策で気を付けますが、
冬は活動量も減り、水分補給の必要性をさほど感じません。
そのため、多くの人は冬になると水分の摂取量が減ることになり、
自覚もないまま脱水を起こしてしまいます。
寒い時期こそ、温かい飲み物などで、こまめな水分補給をしてくださいね。
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