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パルスオキシメーターについて

2018-08-30

みなさま、こんにちは。

パルスオキシメーターをご存知ですか?

 

採血することなくSpO2 (動脈血酸素飽和度)の測定できる医療機器です。

指先に洗濯ばさみのようなセンサー(プローブ)をつけて測定します。

その内側には赤色のLEDがあり、その光を爪に当てて、

指の内部の動脈に含まれる酸素の量を測定します。

45年前に日本で発明され、商品化されました。

 

 

健康な人なら血液中の酸素の大半(99%近く)

赤血球の中にあるヘモグロビンによって運ばれます。

しかし、事故や疾患で生命維持のための最低限の酸素の供給が失われるような場合、

確認するために酸素飽和度は測定されます。

酸素は、生きるため健康であるためには十分に供給されることは不可欠ですが、

一方で過剰な供給は身体に悪影響をもたらすこともあります。

そのため、血液中のヘモグロビンのうち、実際に酸素を運んでいる

ヘモグロビンの比率を%(パーセント)で測定し、

その方にとっての適正な酸素吸入量を判断します。

 

パルスオキシメーターは操作が非常に簡単なので、

家庭でも簡単に使える機器のように思われます。

しかし、パルスオキシメーターは家庭用血圧計などとは異なり、

誰でも購入し、使用できるものではありません。

 

パルスオキシメーターの装着自体は簡単なので

「装着すること」を医行為ではないとされていますが、

測定値の判断はあくまで医療専門家の判断をもって使用していく必要があります。

主治医の先生とご相談の上、ご検討ください

 

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