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暑い時の栄養について
2018-07-30
みなさま、こんにちは。
今回は、暑い時期の栄養についてお話ししたいと思います。
脱水や熱中症対策の水分補給の重要性はもちろんですが、
暑くなると、さっぱりしたもの、水分の多い食べ物を欲しがちになります。
それによって胃液が薄まり、ますます食欲不振が起きやすくなります。
暑い時期の低栄養はさまざまな病気の根源となりますので、注意が必要です。
太っているからと言っても、偏った食生活では低栄養になります。
特に高齢者は噛む力が衰え、また飲み込む力も弱まっています。
暑い時期こそお肉や魚など、高たんぱくなものを摂取して
いただきたいのですが、なかなか難しいですね。
暑い時だからこそ、短時間で調理できるもの、
赤身のお肉や色とりどりの夏野菜を焼いたものをさっぱりポン酢で食べたり、
また電子レンジを使って蒸し料理にしたり、
ショウガやミョウガ、青ネギなどの薬味で食欲をそそったり、調理を工夫することも大切です。
それでも食が進まないとき、痩せてきたときなどは、
栄養補助食品に頼るとよいと思います。
ドリンクタイプやパウチタイプ、ゼリータイプなど、
最近ではスーパーなどにも入手することができるようになりました。
毎食ごとにきちんと摂取するのが理想ですが、食事の補助としてプラスしたり、
また間食にと摂取方法はさまざまで、
一日をトータルして必要な栄養が摂取できておればよいと、気負わずに続けましょう。
暑さもこれからが本番です。
しっかり水分と栄養を摂って元気にお過ごしください。
(I)