嘔吐物の処理
2017-12-10
こんにちは、カワクボです。
12月に入り寒さも厳しくなり
体調管理には、くれぐれも気を付けて頂きたいです。
今年も残りわずか
公私共に気を引き締めて活動いたします。
さて、今回はある施設様で
感染対策勉強会を開催させて頂き
その中での“嘔吐物の処理方法のポイント”を幾つか紹介をします。
準備するもののチェック!
使い捨て手袋 2双(4枚)
使い捨てガウン 1枚
使い捨てマスク 1枚
使い捨てシューズカバー 1足(2枚)
ポリ袋(一次・二次回収袋) 2枚
ペーパータオル 20枚程度
調製ボトル 3L 1本
次亜塩素酸ナトリウム液5〜6% 250mL 1本
いざという時に素早く対応できるために
予め用意しとくと慌てずに対応できます。
発生したら処理者(装備をした人)以外には
周辺は絶対に立ち入り禁止です。
では、いよいよ処理方法の説明ですが
まずは、次亜塩素酸ナトリウムを1000ppm以上に希釈した液を
汚物に注ぎます。
そこにペーパータオルを上から押さえます。
ポイントとして、広がらないように周りから内側へ向かって取り除き
ポリ袋(一次)の中へ回収します。
その後、床をペーパータオルなどでおおい、
ペーパータオルが十分濡れるように次亜塩素ナトリウムの調整液を注ぎます。
10分間程度おいた後、
ふき取り、さらに次亜塩素ナトリウムの調整液に
浸したペーパータオル等でふき、水拭きします。
ポリ袋(一次)に2枚重ねの手袋の一枚を捨て結びます。
ガウン、シューズカバー、エプロン、手袋を
ポリ袋(二次)に回収します。
最後に、手洗いをしっかり行って終了です。
いざ発生したら、施設も在宅も関係ありません。
嘔吐物に含まれるウィルスによる2次感染を防ぐためにも
準備と初期対応が最も重要になります。
兵庫リハビリでは、感染対策の商品を多数取り扱っております。
是非お問い合わせをお待ちして下ります。
http://www.eshop-plus.com/kaigoyouhin-direct/