「紙おむつ」について
2017-09-25
みなさま、こんにちは。
今日は「紙おむつ」についてです。
在宅介護にとって排泄介護は、3大介護の中で食事や入浴より
最も過酷な介護と言われています。ご本人の尊厳に関わるものであり
また介護者にとっても心身ともに負担の大きいものです。
もし漏れてしまった場合、衣類やシーツの交換や洗濯に
とても時間がかかってしまい、気分的にも滅入ってしまします。
今回は寝て過ごすことが多い方の場合についてです。
ちょっとしたコツで漏れを防いで、ご負担を減らしていただけたらと思います。
○テープ止め紙おむつとパッドの併用を
紙おむつの中にパッドをつけることによって、紙おむつの交換回数が減り、コスト削減になります。
○パッドの使い分けを
パッドにはレギュラーサイズから長時間用パッドがあります。
高齢者の方が熟睡できる時間は21時から3時頃と言われています。
その時間は長時間用パッドを使用するなどして、睡眠を妨げないようにしてはいかがでしょうか。
また、不安だからといってパッドの重ね使いは絶対にしないでください。
パッドの断面が直接皮膚に当たり、床ずれや皮膚トラブルの原因になります。
○パッドが最も吸収する箇所に確実に当てましょう
後ろすぎたり、前すぎたりしないように、確実に当てましょう。
また、パッドのギャザーの機能を活かすように、きちんと立てましょう。
○紙おむつのサイズは合っていますか?
ゆとりのあるサイズのほうがご本人を締め付けないと考え、大きめサイズをお使いになっていませんか。
そのゆとりがスキマとなって、漏れの原因になっていることがあります。
お体にフィットしたサイズのおむつをお選びください。
(I)