住宅改修(介護保険)について
2017-09-14
こんにちは。
朝晩が涼しくなり、秋の気配を感じるようになりましたね。
しかし、日中はまだまだ暑い日が続いています。夏の疲れの出やすい時期です。
体調管理には十分、ご注意くださいね。
今回は、住宅改修のお話です。
一人暮らしのおばあちゃんを呼び寄せるのに、住宅改修をお願いしたことがあります。
最初はそんなの要らないよと言っていたおばあちゃん。
しかし、廊下を歩くとき、壁に手を添わせて歩いているのです。
段差のある所に来ると、立ち止まり、「よっこいしょ」と乗り越えるのです。
しかしある日、駅の点字ブロックに躓いて転倒し、救急車で運ばれるというケガをしました。
そのことをきっかけに介護認定を受け、住宅改修をすることになりました。
玄関・廊下・お風呂・トイレの手すり取り付けと、お風呂の段差解消でした。
介護保険の住宅改修は20万円(自己負担1割または2割)を上限に受けることができます。
工事内容は下記の6項目になります。
① 手すりの取り付け 廊下、トイレ、浴室、玄関などへの手すりの取り付け
② 床段差の解消 部屋、廊下、トイレ、玄関などの段差または傾斜の解消
③ 床材の変更 部屋や浴室の床材を滑りにくいものに変更
④ 引き戸などへのドアの取り換え 開き戸を引き戸、アコーディオンカーテンや折れ戸に変更
⑤ 便器の取り換え 和式を洋式に変更
⑥ これらの工事に付随して必要な工事 手すり取り付けのための下地補強など
手すりがあると安心して歩けると喜んでくれました。立ったり、座ったりも楽になったようです。
また理由をつけて入ろうとしなかったお風呂も、億劫がらずに入ってくれるようになりました。
工事に取り掛かってからの事後申請では対象外となります。
住宅でお困り事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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